寒河江地区クリーンセンター業務内容
寒河江地区クリーンセンターの業務内容
 寒河江市、大江町、朝日町、西川町を管内とする寒河江地区クリーンセンターでは、収集されたごみ処理、し尿処理、火葬業務を行っています。
 ごみ処理については、「もやせるごみ」「もやせないごみ」「ガラスびん」「空き缶」「ペットボトル」「粗大ごみ」「乾電池」「水銀含有ごみ」の8種類に分けて、クリーンセンターで処理を行っています。
 し尿処理については、し尿と浄化槽汚泥を固液分離(脱水)し、脱水した汚泥はごみ焼却処理施設で焼却し、分離液は希釈して下水道放流しております。
 火葬業務については、斎場の運営も含めて民間業者に委託しており、霊柩輸送に関しては民間業者を利用し、補助金制度を導入しております。
 以下は、それぞれの業務内容を要約したものです。
 



ごみ焼却処理業務 粗大ごみ処理業務 資源ごみ処理業務 埋立処分業務
水銀含有ごみ処理業務 乾電池処理業務 し尿収集業務 し尿処理業務
ごみの有料化      

 

ごみ焼却処理業務
 ごみ焼却処理施設は、50トン×2炉で100トン/日の処理能力があり、国の排ガス規制を上回る性能を持つ環境に配慮した施設です。
 ごみの処理は、24時間体制で業務を行っています。焼却した後に出る灰は、ごみ焼却処理施設に付設する灰溶融炉で溶かしスラグ化し、コンクリート骨材としてリサイクルしていましたが、平成22年3月に国から出された灰溶融炉の廃止方針に基づき、ごみ焼却技術の向上により灰のダイオキシン類濃度が著しく低下していること、また灰溶融炉の廃止による燃料等の削減により温室効果ガスの削減が図れることから、国の承諾を得、平成23年4月1日に灰溶融炉を廃止しています。
 現在、焼却炉で発生する灰は埋立処分を行っております。

粗大ごみ処理業務
 粗大ごみ処理施設は、処理能力5時間30トンの堅型回転破砕機を有し、破砕後の分別は、鉄分、アルミ、プラスチック類、可燃物、不燃物の5種類に分別されます。分別したごみは、ごみ焼却処理施設や最終処分場へ運搬し、リサイクル可能なものは再分別し売却等を行っております。


 
資源ごみ処理業務
     資源ごみとしてはガラスびん、空き缶、ペットボトルの3種類に分別し収集されています。空き缶は、寒河江リサイクル協同組合に業務委託し処理を行っています。ガラスびんは、選別処理(無色、茶色、その他の色の3種類)を行い、(公財)日本容器包装リサイクル協会に委託してリサイクルを図っております。
   ペットボトルは圧縮梱包した後にガラスびん同様(公財)日本容器包装リサイクル協会に委託しリサイクルを図っています。
 
埋立処分業務
 第2期大平埋立処分地は、平成28年5月より埋立を開始し、ごみ焼却処理施設から生ずる焼却残渣と、粗大ごみ処理施設から生ずる不燃残渣等のリサイクルが出来ないものを埋立処分しています。


  大平埋立処分地


水銀含有ごみ処理業務
 蛍光管は、蛍光管に含まれる有害水銀の拡散を防ぐために、蛍光管破砕機を導入し適切な処理を行なっています。


乾電池処理業務
 クリーンセンターに集まった乾電池は、有害物を処理できる野村興産株式会社に処理を委託しています。蛍光管破砕機で中間処理した蛍光管についても同様です。


し尿収集業務
     一般家庭からの収集は、民間の許可業者が行っており、クリーンセンターでは管内の公共施設のし尿収集及び中間貯留槽(2カ所)からの運搬業務を収集車2台で行っています。



し尿処理業務
 し尿処理施設は、平成27年度から平成28年度の2ヵ年で『標準脱窒素処理+高度処理方式』から『固液分離(脱水)+希釈+下水道放流方式』にリニューアル(改造)しました。
 管内から収集されたし尿や浄化槽汚泥は、汚泥脱水機で汚泥の含水率を75%以下に脱水し、脱水された汚泥は隣接するごみ焼却処理施設で焼却処理します。

ごみの有料化
 平成10年度から証紙ごみ袋や粗大ごみ証紙(シール)による有料化を実施しています。
 ごみの排出量が少ない世帯に合わせた小型袋も取り扱っており、平成20年度からは袋の形状をレジ袋タイプに変更し、平成28年度から「もやせるごみ袋」に大型袋を追加しております。

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